2012年11月20日火曜日

マックス、フリッツ、森鴎外

 自民党 安倍総裁がいわゆる「キラキラネーム」に関して苦言を呈した事に、北海道新聞が噛み付いた。
その中にこんなのがあったんだけどさ、、、

▼「於菟(おと)」(オットー)「茉莉(まり)」(マリー)「不律(ふりつ)」(フリッツ)「杏奴(あんぬ)」(アンヌ)「類(るい)」(ルイ)。
あの森鴎外が3男2女に付けた名だ。明治時代にしては「キラキラ度」はかなりのものといえそう
▼世が世なら安倍さんの指導対象?天上の文豪も「ぜひ、ご指導をいただきたかった」と残念がっているかも。2012・11・20


北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/420942.html


これだけ読むと森鴎外って私生活ではかなり痛い人って印象を自分は受けちゃうけど、調べたら違ったよ。


森マックス

漢字で真章と表記する事もある。

森鴎外の長男である森於菟の長男にあたる。
名前は、鴎外が「将来国際的に外国でも通用するように、外国人が覚えやすいように」という願いを込めて命名した。
鴎外は、自分の本名である林太郎という名前が、外国人になかなか覚えてもらえなかったということと、
ドイツ留学時代の先生の名前がマックスだったということからこの名前をつけた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9

西欧文明のとりわけ社会制度や技術を取り入れる事に必死だった時代、海外に出る事をあらかじめ想定していた森鴎外の先読みだった訳だよねこれ。

希星(きらら) 絆星(きら) 来桜(らら) 月(あかり) 天響(てぃな) 緑輝(さふぁいあ) 火星(まあず) 葵絆(きずな) 姫星(きてぃ)

まあ、ティナとかは覚えてもらいやすいかもしれないけど、果たしてこれってそういう崇高な志に根ざして名付けてるんでしたっけ?って話。
マスコミさんも底が浅いなと思った冬の朝。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。